マナビラボ

第4回

2017.09.13

横浜市教育委員会の研究協議会で講演・ワークショップを担当させていただきました!

去る2017年8月17日、横浜市教育委員会さまからご依頼を受け、横浜市教育課程研究協議会(高等学校の部)の中で、「アクティブ・ラーナーを育てる学校づくり:全国高校調査の結果と強みを生かすカリキュラム・マネジメント」と題し、マナビラボのメンバーで講演・ワークショップを担当させていただきました。当日は、市内より約140名の先生方がご参加くださいました。

クイズで解説!アクティブ・ラーニングの実態 横浜市立高校ver.

マナビラボ・プロジェクトの概要をご説明したあと、2015年および2016年の全国調査から見えてきた、全国および横浜市立高校でのアクティブ・ラーニング(以下、AL)の実態をクイズ形式で解説。

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当日は、マナビラボの講演・ワークショップの前に、2016年11月に横浜市によって、同市の市立高校全校の教科を担当する教員を対象として実施されたALに関する調査結果も報告されました。そこでは、横浜市立高校のほとんどの先生がAL型の授業を前向きに捉えていること、AL型の授業を実施している先生は生徒の学び合いが深まり、自分の考えを言語で表現する力が高まったと感じていること、AL型授業実施上の課題に対し、授業方法を工夫するなど前向きな回答が多い一方で、個人の努力によるところが大きく、組織的な取り組みが進んでいる状況とは言えないこと、などが明らかにされました。

マナビラボの調査とは対象が異なるため、結果に若干の違いが見られるものの、横浜市の調査でも、マナビラボの調査でも、ALを組織的な取り組みとして展開していくことが共通の課題として確認されました。では、学校全体での取り組みはどのようにして可能になるのでしょう。マナビラボでは、調査結果をもとに、カリキュラム・マネジメント(教育課程や授業内容の評価・改善への組織的な取り組み)ができている学校の方が、ALの実施率も効果の実感も高いことを紹介しました。とはいえ、カリキュラム・マネジメントって…。

マナビラボ的カリキュラム・マネジメントのススメ!

そんな声にお応えするために、「マナビラボ的カリキュラム・マネジメントのススメ!」として、ワークショップとレクチャーを織り交ぜつつ、先生方に、カリキュラム・マネジメントを体験していただきました。とりわけ、当日は「私たちの学校の“強み”」に注目。自分の学校の“強み”について振り返り、同じ学校の先生とのペアワークやグループワークを通して“強み”を再発見、共有。そのうえで、“強み”をどのようにして生かし、伸ばしていくことができるか…。先生方は日々の学校生活の中で、個々の生徒の具体的な変化に気づいています。それぞれの気づきを共有し、自分たちの学校の“強み”にいかにして繋げていくか熱心に議論する先生方の姿に圧倒されました。

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自分たちの学校について、具体的な顔や場面を思い浮かべながら、どんな取り組みにつなげていけるか話し合うことが、カリキュラム・マネジメントの基本であり、学校づくりの第一歩になるのではないでしょうか。

横浜市教育委員会の先生方、ご参加くださった先生方、本当にありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。

 

  • 取材

    田中 智輝

  • 取材

    村松 灯

  • 取材

    町支 大祐

  • 取材

    渡邉 優子

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