マナビラボ

第2回

2017.06.14

石川県教育委員会の研修を担当させていただきました!

去る2017年5月16日、石川県教育委員会さまからご依頼を受け、マナビラボのメンバーで研修の講師を務めさせていただきました

「アクティブ・ラーナーを育てる!学校づくり」記念すべき第1回は、石川県教育委員会主催の研修実施報告です。

当日は、県内各地より約80名の先生方がご参加くださいました。

 

クイズで解説!アクティブ・ラーニングの実態  石川県ver.

まずはマナビラボ・プロジェクトの概要をご説明したあと、2015年および2016年の全国調査から見えてきた、全国および石川県でのアクティブ・ラーニング(以下、AL)の実態をクイズ形式で解説。

実は、石川県は2016年のAL実施率が全国No.1!お隣どうしでの意見交換も俄然盛り上がります。さらなるステージに向かうための鍵として、ALの「組織論」への移行と、学習活動としてのリフレクションの重要性を挙げさせて頂きました。


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個別調査から見えてきた、魅力的な実践の共通点とは!?

続いては、「個別調査から見えてきたALのポイント」のコーナー。これまで「マナビをひらく!授業のひみつ」で取材させていただいた授業実践からいくつかをご紹介しました。

ALというと、グループワークやICTの活用といった方法面に目が行きがちですが、取材を通して、それぞれの授業実践はそれぞれの先生方の教育論や「思い」から発し、それによって支えられているということが明らかになってきました。教科も違えば方法も「思い」もさまざまですが、先生方の共通点は、試行錯誤から授業が生み出されているということ、そして、授業実践を振り返り、自身の教育論や「思い」までも問い直すという、一連のサイクルを絶え間なく続けていくということにありました。

 

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職人と学ぶ!教師自身のリフレクション

ALにおいて重要なのは、こうした教師自身のリフレクションなのではないか--。ということで、本日の研修のメイン、マナビラボのフェローにしてリフレクション職人・山辺恵理子さん(都留文科大学 講師)による「アクティブ・ラーナーを育てる授業づくり:教師自らのリフレクションを出発点に」へ。

教師自身のリフレクションをテーマに、ワークショップとレクチャーを織り交ぜた講習が行われました。『ひとはもともとアクティブ・ラーナー!』(北大路書房、2017年)に収録された二つのワークを参加者全員で行いつつ、リフレクションに関する理論として、コルトハーヘン(F. Korthagen)の省察モデル(ALACT)について紹介がなされました。


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参加者の皆さまからの声

研修後のアンケートでは、参加者の96%の方々に、ALについての理解が「非常に深まった」「多少深まった」とご回答いただきました。「ALには内省深化が伴わないと、かえって逆効果だとわかり、衝撃的だった」「校内研修の場でも、リフレクションを取り入れたい」「ALへの考えが改まった。目の前の生徒の状況に応じたALに取り組みたい」といったお声も頂戴しています。

今後は、「ALの評価方法を知りたい」「実践事例をより多く紹介してほしい」といったご要望にも、お応えしていければと思います。

 

石川県教育委員会の先生方、ご参加くださった先生方、本当にありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。

 

本ワークショップで使用した本はこちら

山辺恵理子・木村充・中原淳編著『ひとはもともとアクティブ・ラーナー!』北大路書房、2017年

  • 取材

    山辺 恵理子

  • 取材

    田中 智輝

  • 取材

    村松 灯

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