マナビラボ

第17回

2017.05.31

わたしたちがアクティブであるとき、わたしたちはユニークである

マナビや教育について、ちょっと立ち止まって考えてみるきっかけづくりを目的にした、「3分でわかる!マナビの理論」。

第16回の今回は、政治思想家ハンナ・アレントが 1958年に発表した The Human Condition(『人間の条件』)の一節をご紹介します!

 

アクティブであるとはどういうことか?

自らも迫害の経験をもち、全体主義について徹底して考え抜いた思想家ハンナ・アレントは人々が共に生きるということはいかにして可能かと問うた末に、

わたしたちは同じであるから共にあるのではなく、むしろ一人として同じ者はいないからこそ共にあることができるのだという考えに至りました。

そして、アクティブであるとは、わたしたちが他に代えのきかないユニークな存在であること−–つまりその人が何であるか(What)ではなく、

誰であるか(who)−−が最も現れている状態を指しているといいます。

 

生徒や教師、子どもや親、お調子者キャラやマジメキャラ…その人の役割や属性(what)を超えて、

その人ならではの仕方で考え、問い、応えるとき、わたしたちはアクティブであると同時に、わたしとは異なる者を愛せるのかもしれません。

 

  • 取材

    田中 智輝

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