マナビラボ

第8回

2016.05.11

後編 私の夢
夢喰いのバクと心理学者

 

悪夢を食べる幻獣がいるらしい。

 

 

 

は?

 

 

いや何が言いたいかって、前から夢のこと語ってたじゃないすか。
そしたら悪夢を喰う幻獣がいて、その幻獣に「この夢をバクにあげる」っていうとその悪夢を見なくなるとか書いてあるじゃないすか−−気になっちゃうじゃん。じゃあ調べようってノリで、こうなりました。

 

すみません、取り乱しまして。
実は冒頭で書いたとおり、夢を喰べる幻獣が中国にいるとかいないとか。
それが存在するとか存在しないとか。
そんな話をちらっと耳にしたわけですよ|д゚) チラッ

 

それがものすごく気になっちゃったわけですよ、自分。
で、唐突ながらそのバクについて調べてみようかな、と思ったと。

心理学者のフロイトとユングが前回にちょろっと登場してましたが、
そのフロイトとユングについての記事もしっかりまとめてみたいと思ったので、
さくっと一万字くらい行きそうなペースで駆け抜けます( ・ ́-・`)どや←(使ってみたかった)

まずはバクについて。

獏(ばく)は、中国から日本へ伝わった伝説の生物。
人の夢を喰って生きると言われるが、この場合の夢は将来の希望の意味ではなくレム睡眠中にみる夢である。
悪夢を見た後に「(この夢を)獏にあげます」と唱えるとその悪夢を二度と見ずにすむという。(by ウィキ)

じゃあ前に紹介してある僕の悪夢も見た時に「この夢をバクにあげます」というと、もう見ることはなくなるのかな……?

ちょっと試してみたいな……
そしてそれで悪夢を見ることがなくなるのならどんなに嬉しいことか……
(最近その悪夢を見ることが減っている自分が言うのもなんだけど。)

実在する動物に「獏」がいますが……

 

空想上の「バク」と現実に存在する「獏」は容姿が似ているため、混同されることが多いのですが、一般的には、獏が架空の胴縁でありバクが実在の動物であることから「両者は無関係」と説明されます。

しかし、中国の龍が緑豊かであった周代以前の⻩河流域に棲息していたクロコダイルを主たる期限としているとの説があるのと同様に、古代中国にはバクが生息しており、これが霊獣・獏の雛形となったとする説もあります。

クロコダイルを龍の主たる起源とした時、様々に追加された特徴によって原型をとどめていないのと同じく、バクを獏の起源としたとき、様々に追加された特徴によって原型が判らなくなっているとも考えられます。

現生のバクは、半水棲の中型植物食動物として新生代の初期(始新世)から基本的な外観を大きく変えることなく生存してきた獏上科の、現代型であり、いまでこそ著しく勢力を減退させていますが、現生人類の文明勃興以前には広範囲に分布していた動物ですので、これを古代中国人が伝承に採り入れる形で残すことは十分に考えられるのだとか。

  さて、ここまで獏について書いてみましたが。
今度は夢自体に焦点を当ててみましょう!
 

 

ここからはフロイトとユングの話。

 

夢判断とフロイト

フロイトは自分自身が見る夢を分析して夢に意味を見つけようと研究した心理学者というのはかなり有名な話ですが……

フロイトは「人間のすべての行動の背後には必ず心理的裏付けが存在する」と提唱したうえ、私達が普段発している言葉や行動がたとえ意識的に行われていたとしても、実はその殆どが「無意識」という広大な地域の影響を受けている と主張しているとか。

 

〜「エス」・「自我」・「超自我」〜

更に彼は、人間の意思のなかの最も深いところに「エス」と呼ばれる無意識の層があると考えました。

「エス」とは、欲望のこと。

心地いいことだけを求めて嫌なことを避けたいという人間に原始的に備わった性質のこと。何がいいか、何が悪いかという事を一切考えずにただひたすら自 分の快楽と欲望のために向けた力のことを「エス」という。

そういえば、違法薬物の名前にも「エス」と呼ばれるものがあるらしいです が、おそらくここから来ているのでしょう。(気をつけましょう。薬物は身近なところで入手することができるらしいです。本当に危険なのでいい子は手を出さないでくださいね!!!!お願いですよ!そこの君!!)

人間は、生きていく中で家族や学校、社会など外側に触れる機会が増えるに従って、「エス」だけではうまく行かない事を学びます。(当然ですね。)

外側からの圧力とエスをうまく調節したほうが得をするということですね。 この「エス」と戦う現実的な心理構造を、「自我」といいます。

自我はエスを抑えこむだけでなく、現実に合わせてエスを変形させたり、エス に別の道を与えたりします。

絵画や音楽、舞踏などの芸術はある意味、エスを自我の力で変形させた姿、あるいは別の道を与えられた姿とも考えることができます。

また、エスや自我とは全く違う次元で、「超自我」というものがあるとフロイトは言います。

超自我とは、親や先生、上司などによる教育や躾を通じて、いつのまにか自分の中に形成された良心のこと。

自我がエスを変化させるときに周囲や世界に世の中迷惑の掛けないような変形のさせ方を指示するのが、「超自我」です。

 

と、こんな感じでフロイトは自分たちのことを夢でまとめていたようです。

 

では、お次はユングに行きましょうか。

ユングとタイプ論

スクリーンショット 2016-05-11 9.35.11

 ユングが提唱したのは「タイプ論」。
人間をパターン化し、分けたときにまず分かれるのは「内向」か「外向」の2 つ。

「内向」→何らかの心的エネルギーを発するときにその矛先が自分自身に向くタイプ

「外向」→何らかの心的エネルギーを発するときにその矛先が他者という外側に向くタ イプ

さらにその「内向」と「外向」の中身を分けた時に生じる分かれ方はそれぞれ4つずつ。

「思考」「感情」「感覚」「直感」

1つずつ分けて紹介していきます。

「思考」

→物事を理屈で考えようとするタイプ。
男性に多く、好きか嫌いかや心地いい心地悪いと言った基準でもなく「倫理性」で物事を判断するタイプ。

 

「感情」

→思考とは反対のタイプで何事も好きか嫌いか、心地いいか心地悪いかで物事を判断するタイプ。

 

「感覚」

→目の前の出来事をあるがままに、写真でとったかのように判断するタイプ。
そこに自分の価値観や基準などは一切存在しないタイプ。

 

「直感」

→思いつきなどを重視するタイプのこと。
倫理的ではなく、かと言って感情的でもない。
また、物事をあるがままに見ることはなく、物事の本質だけを捉えるタイプ。

この記事を見ているみなさん自身はどれに当たると思いますか?
僕は「内向」のなかにある「感覚」にあてはまるのではないかと思います。

フロイトとユングは師弟関係にありましたが、ユングがフロイトに対する不満を募らせてそれを貯めこんだ結果、フロイトの夢判断を否定する内容の論文を発表してしまったため、二人の師弟関係は一気に崩壊へと進むことになります。(恐ろしかー・・

心理学の定義は「生物体の意識とその表出としての行動とを研究する科学」 ですが、自分たちが意識している心理学とはどんなものなのでしょう?

 

普段から私達の生活の中で浸透しつつ会う心理学はいくつか存在します。 少し上げてみますかね。

 

↓基礎心理学の代表例はこんな感じ。

・発達心理学→人が年齢を重ねるごとにどのように心が変化していくのかをみる分野。

・生理心理学→脳波や心電図などによって人間の心理現象と心の関係の研究をしている分野

・学習心理学→人や動物が環境や経験からどのように行動を学習していくのかを研究している分野。

・人格心理学→人の持っている人格や性格について研究している分野

・社会心理学→社会と個人においてその両方がどのように影響をしているのかを研究している分野

↓応用心理学についてはこんな感じ。

・教育心理学→教育の分野に心理学を利用して研究している分野

・臨床心理学→心理学を使って鬱などの精神疾患の治療や予防を行う分野

・災害心理学→災害時の人の精神の変化を研究し、災害時の人的な二次被害の防止を目的としている分野

・スポーツ心理学→心理学を応用して、スポーツを行う人が高いパフォーマンスを出せるようにする分野

 

こんな感じでまとめてみたんですが、心理学の種類にもいろいろあるんですねえ〜はてさて、まとめ始めるときりがないので、この辺りで終わりにしておきますかね。

これ以上に二人のことや獏のことが気になった方々は様々なサイトや資料を探してみることをおすすめします笑

ではでは、又の機会に。

参考:

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1427053569
http://www.counselor-mental.com/theory/jung.html
http://biz-shinri.com/psychology-kind-2546

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